種類
ロディン岩とは
地下深くでかんらん岩に水が加わり蛇紋岩ができると、カルシウムに富んだ流体が発生します。このカルシウム成分が沈澱することでロディン岩ができます。そのため、ロディン岩にはカルシウムを含む鉱物が含まれ、石英などシリカに富む鉱物は含まれません。ロディン岩に含まれる主な鉱物として、灰ばん柘榴石ー灰鉄柘榴石、透輝石、ベスブ石、斜灰簾石、ぶどう石などが挙げられます。含まれる鉱物や成分の違いにより、白・緑・灰色・褐色などの色になり、鮮やかな緑色のものはヒスイとよく似ていますが、ヒスイと比べると柔らかいので表面に細かい割れ目や溝が多いです。
石探しのコツ
白い粒と緑色の粒がしま模様状に混じっている石です。乾いても表面がつるつるしています。ヒスイに似ていますが、ヒスイと比べると柔らかいので表面に細かい割れ目や溝が多いのが特徴です。
顕微鏡写真
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年代
糸魚川の変成岩の多くは古生代にできたと考えられています。三葉虫が繁栄していた時代です。