種類
礫岩とは
堆積岩の一種。堆積岩は、粒の大きさ(粒径)によって、泥岩・砂岩・礫岩に分類されます。礫岩は、直径が2mm以上の粒子を含む岩石で、これより小さい粒子からなる岩石は、泥岩や砂岩に分類されます。もともと火成岩や堆積岩だった岩石が壊れて、海や川に堆積することで礫岩ができるため、礫の種類は様々です。
石探しのコツ
小石が寄せ集まっている石です。表面は灰色をしていることが多いです。キラキラ光る粒は入っていません。乾かすと表面がザラザラしています。
顕微鏡写真
顕微鏡で見たときに写真に入りきらないほど大きな岩片が含まれていることが礫岩の特徴です。ほとんどの部分は、クロスニコル(直交偏光板)で白黒に見え、オープンニコル(平行偏光板)で白く見える石英と斜長石からできています。クロスニコル(直交偏光板)でキラキラ光る肌色に見え、オープンニコル(平行偏光板)で白く見える鉱物は方解石です。クロスニコル(直交偏光板)で黄緑色に見え、オープンニコル(平行偏光板)で薄い褐色に見える鉱物は緑泥石です。
年代