種類
泥岩とは
堆積岩の一種。堆積岩は、粒の大きさ(粒径)によって、泥岩・砂岩・礫岩に分類されます。泥岩は、直径が0.06mm以下の粒子からなる岩石で、これより大きい粒子からなる岩石は、砂岩や礫岩に分類されます。肉眼では見えないほど細かい粘土鉱物を主体とし、細粒な石英(透明な灰色)や斜長石(白色)を含みます。
石探しのコツ
目に見えないくらい細かい泥が寄せ集まっている黒い石です。キラキラ光る粒は入っていません。乾かすと表面がザラザラしています。
顕微鏡写真
顕微鏡でようやく粒が見えるくらい細かいことが泥岩の特徴です。ほとんどの部分は、クロスニコル(直交偏光板)で白黒に見え、オープンニコル(平行偏光板)で白く見える石英と斜長石からできています。オープンニコル(平行偏光板)で褐色に見える鉱物は黒雲母です。クロスニコル(直交偏光板)とオープンニコル(平行偏光板)で黒く見えいてる部分は炭質物です。
年代