種類
溶結凝灰岩とは
数mm以下の火山灰と角のとれた岩片からなる岩石で、軽石などの白い岩片がレンズ状に引き伸ばされているのが特徴です。火山から噴出した火砕流堆積物は、堆積後も数100℃と高温の状態がしばらく続きます。その熱により、火砕流堆積物に含まれる軽石は固まりきらないまま堆積し、その上に積もる地層の重みで押しつぶされることで、レンズ状の岩片を含む溶結凝灰岩となります。
石探しのコツ
灰・赤・緑色の表面の中に、引き伸ばされたようなかけらが入っている石です。乾かすと光沢がなくパサパサしているのが特徴です。
顕微鏡写真
公開に向けてただいま準備中です。
年代
2千万年前、ユーラシア大陸の一部であった日本では活発な火山活動が起こり、ユーラシア大陸からの分裂が始まりました。