糸魚川・静岡構造線と生命の道・塩の道コース

糸魚川から長野県松本市まで続く「松本街道」。主に塩や海産物を運んだことから「塩の道」と呼ばれます。糸魚川-静岡構造線に、ほぼ沿うようにはしる塩の道をめぐるコースです。

ジオサイト名
糸静線と塩の道(北部)
所要時間
5時間コース
移動手段
徒歩・電車

ルート情報注意事項

糸静構造線塩の道(北部)巡検案内書 フォッサマグナミュージアムパンフレット A 出発:糸魚川駅 時刻表はこちら B 頚城大野駅 C 塩の道 新舟地域 十王堂から休憩棟 道標に従って十王堂、六地蔵、石仏群をおがみ、集落へ入ります。大野神社社叢と石灯を経て、自然石に刻まれた道標「右井ノ口村、左志ん志やう」に出会います。 D 大野のウトウ 休憩棟から山道に入り、カンパ地蔵をまつるお堂を経て、「ウトウ」と呼ばれるU字型に掘りこまれた切り通しにいたります。歩きやすく、風通しも良く、雪もつもりにくいなど、昔の人の知恵と工夫がつまった道です。大野のウトウは特に見事で国の史跡に指定されています。 E 中山峠から根知・仁王堂へ ウトウは巧みに姫川沿いの尾根を切りこみ、地すべりにあったところを避けながら根知谷へ向かいます。最短距離と安全確保の道づくりです。 F 農村公園から枕状溶岩 根知川右岸沿いを少し下ると、枕状溶岩の露頭部があります。枕状溶岩は、海底に流れ出た溶岩がチューブ状に流出し、次々と冷えて重なったものです。溶岩と溶岩の間に暗緑色の碧玉(へきぎょく)があります。これは、珪酸分の多い熱水がすき間に流れ込んでできたものです。 フォッサマグナパーク 巨大枕状溶岩(車石) フォッサマグナパークの遊歩道沿いにある巨大な枕状溶岩は、直径約12mで日本最大級です。五角形から六角形の柱状節理の断面で車輪のように見えます。落石の危険性があるため、一部しか見学できません。市の天然記念物に指定されています。 G フォッサマグナパーク 断層露頭 日本列島の東と西の境界をなす大断層、糸魚川ー静岡構造線を間近に観察できます。向かって右側(東日本)の褐色の岩石は、1,600万年前の安山岩で、左側(西日本)のやや暗い緑色の岩石は、4億年前の変はんれい岩です。日本列島の地質を東西にわける断層露頭が見られます。2021年3月に国の天然記念物に指定されました。 H 根知駅 I 終了:糸魚川駅 さらに!ちょこっと寄り道 J 塩の道広場 糸魚川駅から歩いて5分ほどのところにあり、広場には牛の銅像や、塩の道についての解説板があります。 K 道路元標 旧街道が交差する本町通り(加賀街道)と白馬通り(松本街道)は、古地図をそのままに街道地点を維持し、塩の道起点近くにある「道路元標(花崗岩)」は十字路に立ちます。日本海から揚げられた荷物はこの周辺に集荷されました。
白馬通りには、経王寺(日蓮宗)に塩問屋の中村五兵衛の墓石や、西性寺境内に牛つなぎ石など、塩の道に関する遺構が遺ります。 レベル:初心者コース 冬季アクセス不可!