
交通情報
【砂岩泥岩互層】県道沿いでの観察となります。
車両が通行しますので、事故等に十分ご注意ください。
※現地にある「見学中」の表示コーンをご利用ください。
観光情報
■シマシマ模様の「砂岩泥岩互層」や地底駅「筒石駅」が見どころのエリアです。※筒石駅のホームでは、通過列車に十分ご注意ください。
■わずかな平地に立ち並ぶ筒石地区の家々と筒石漁港...
ここには、漁村独特の懐かしい風景があります。

概要
筒石や浜徳合の砂岩泥岩互層(川詰層)は、約300万年前、フォッサマグナの海底にたまったもので、特に、海底が隆起に転じた時期に形成されたものです。陸上や海底斜面から、大量の土砂が海底へ運び込まれ、一枚一枚の地層ができていきました。この地殻変動が、筒石川渓谷や浜徳合に露出する見事な互層のしま模様をつくりだしました。これらの地層には、クジラや二枚貝の化石が含まれています。
筒石の家並みは、互層からなる山々と海岸線のわずかな平地にあるため、多くの木造家屋は3階建てで、隣と壁を共有する珍しい建築様式です。旧北陸本線は海岸を走り、旧筒石駅は海産物の運搬に利用されましたが、地すべりをさけるため北陸本線はトンネル化され、現在の筒石駅はトンネル内の駅となっています。北陸自動車道は、藤崎・濁澄川上流から浜徳合にかけて、岩盤が良好な砂岩泥岩互層を貫いてトンネル化されています。
浜徳合の砂岩泥岩互層

砂岩泥岩互層
「川詰層」とも呼ばれ、約300万年前にフォッサマグナの海底にたまったものです。当時、繰り返された大地震により、海底斜面が地すべりを起こし、大量の土砂が海底に運び込まれ、見事なしま模様の地層になりました。この地層からは「クジラ」や「二枚貝」の化石が見つかっています。
筒石駅

筒石駅階段とトンネル
地下のトンネル内に駅のホームがあることで有名です。ホームは海抜20mに位置し、駅舎とは40mもの標高差があるため、階段で約280段も上り下りしなくてはなりません。とてもめずらしい駅です。
枝垂れ桜の咲く里への回り道

徳合の枝垂れ桜
国土交通省の「日本風景街道」に登録されています。たくさんの種類の桜が植樹され、枝垂れ桜の咲く美しい景観を持つルートです。桜がそれぞれの時期に開花し、4月から5月の里の里山を彩ります。
筒石・浜徳合エリアへの行き方
出発地:
目的地:
Mode of Travel:
筒石・浜徳合で開催されるイベント
開催日 | イベント名 | 開催場所 |
---|---|---|
1月17日 | 裸胴上げまつり | 藤崎観音堂 |
5月上旬 | 大漁感謝祭青空鮮魚市 | 筒石漁港 |
8月上旬 | 藤崎サマーフェスティバル | 藤崎海水浴場 |
>>糸魚川市年間イベント一覧
※イベントの詳細は糸魚川市ホームページをご覧下さい。