ヒスイに関係の深いエリア

美山公園・博物館 ジオパークの情報センター

概要

 姫川がつくった段丘上に美山公園があり、ここに博物館(フォッサマグナミュージアム、長者ケ原考古館)・長者ケ原遺跡(国指定史跡)・テニスコート・陸上競技場・野球場・キャンプ場などがあります。フォッサマグナミュージアムには、糸魚川ジオパークの地質が展示され、長者ケ原考古館には、遺跡から出土したヒスイ文化が展示されています。いずれも、糸魚川ジオパークをめぐるために最初に立ち寄るべき博物館であり、各地のエリアの情報が入手できるインフォメーションセンターの役割を持ちます。長者ケ原遺跡では、縄文時代の集落跡が整備され、復元住居が5棟あります。縄文人が利用した湧水も見学でき、縄文人の生活を学ぶことができます。長者ケ原遺跡近傍に建つ体験学習棟では、勾玉の穴あけや土器作り、火おこしが体験できます。

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キャンプ場 相馬御風(そうま ぎょふう)歌碑 フォッサマグナミュージアム 長者ヶ原考古館 長者ヶ原遺跡 展望台

1.美山公園(御風歌碑ぎょふうかひ)


相馬御風歌碑

 姫川がつくった段丘上にある公園です。園内にはさまざまな施設があり、春には桜の名所にもなっています。また、糸魚川の文人、相馬御風の歌碑もあり、「大空を静かに白き雲はゆく、静かにわれも生くべくありけり」と刻まれ、自身の生き方を詠んだ歌といわれています。

2.フオッサマグナミュージアム


フォッサマグナシアター

 フォッサマグナミュージアムは2015(平成27)年3月にリニューアルオープン。
 常設展示室を6つのエリアに分け、糸魚川を代表する美しいヒスイや大地の裂け目「フォッサマグナ」などをポイントに、自然環境や資源の恵み、また、地震や火山、地すべりなどの自然災害について展示しています。
 迫力ある映像や体験クイズを通じてわかりやすく楽しく学べます。


第5展示室

ヒスイ峡

3.長者ケ原考古館、長者ケ原遺跡公園

 考古館には、長者ケ原遺跡などから出土した世界最古のヒスイ文化に関する資料が展示されています。遺跡公園では縄文時代の集落跡が復元され、竪穴住居や住居跡、縄文人が利用した湧水などもあり、勾玉や土器づくりなどを体験でき、縄文人の生活を学ぶことができます。(体験は事前申込みが必要です。)


長者ケ原考古館

長者ケ原遺跡

4.美山公園展望台

 高さ17mのこの円筒形の塔は、水道タンクであるとともに上部が展望台になっています。ここからは姫川谷、頚城山塊、糸魚川市街、姫川港などを一望でき、さらに遠くには北アルプス、日本海の向こうには能登半島を見渡すこともできます。


美山公園の展望台からの眺め

ナウマン博士

 日本の地質学の父、工ドムント・ナウマン博士。ドイツ人の博士は、日本列島の地質調査に取り組み、その過程で日本列島を東西に分ける大きな溝を発見。これをフォッサマグナと命名しました。フォッサマグナミュージアムでは、数多くの博士の遺品と業績が展示されています。

日本海クラシックカーレビュー

 多くのクラシックカーファンでにぎわうこのイベントは、毎年9月にフォッサマグナミュージアムを会場に行われています。全国から集まった約200台のクラシックカーと特別展示、さまざまショップなど、見ところがたっぷりです。

また、クラシックカーが一斉に糸魚川の市街地を走るパレードも見ごたえがあり、このイベントは2011(平成23)年で第20回を迎えました。

美山公園・博物館エリアへの行き方

出発地: 目的地:
Mode of Travel:

ルート情報注意事項

美山公園・博物館で開催されるイベント

開催日 イベント名 開催場所
5月3日 クラシックカー・ミーティング フォッサマグナミュージアム
5月中旬~下旬 月華山つつじやま かねこつつじ園
9月第1日曜 日本海クラシックカーレビュー フォッサマグナミュージアムほか

>>糸魚川市年間イベント一覧
※イベントの詳細は糸魚川市ホームページをご覧下さい。